自殺は絶対にダメ

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自殺対策のための統計

時代背景にみた統計

年齢階に応じた自殺者数は、男性の場合、昭和30年頃では15~30歳の年齢の人たちに多くみられ、昭和60年頃には35~55歳に自殺者が多かったとされています。平成以降では、45~64歳の自殺者が増加しています。

昭和30年に、若年層での自殺の数は、男性の場合結核での死亡者の数よりも多く、原因は心中や厭世が、ほとんどであったとされています。戦後の高度成長期にさしかかり、世間的に豊かになっていった時代背景が、関係していると考えられます。

また、昭和50年代末から増加し昭和60年で、最も自殺者の多かった35~55歳の世代は、時代的にバブル期であり、世間が豊かになっているのと同時に、闇金融というサラ金も非常に栄えていた時代でした。違法な取り立てなどで、借金苦や取立てによる精神的苦痛が原因であると考えられます。

女性の場合、昭和30年前後に15~30歳の世代で自殺者が急増した以外には、男性のような変動はあまりみられません。昭和30年に自殺者が急増した原因は、男性の場合と同じく、心中が多くかった為で、その後は減少傾向にあります。ただ、平成10年頃から増加し始め、現在に至っています。

平成10年頃から男女ともに自殺者が急増し始めたのは、バブル崩壊が時代背景にあります。前年の平成9年に、バブルが崩壊したとされ、それに伴って銀行や大企業も次々と倒産しました。このような、絶望的な社会背景があり、男女ともに自殺者が増えたと考えられます。現在は、バブル崩壊時の自殺者の増加から大きな変化はなく、以前高い数値のままで、不況という社会背景が少なからず関係しているとされています。

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