
自殺は精神的な治療行うだけでは、自殺予防にはなりません。自殺を考えるほど精神的に追い込まれている人は、鬱病の症状があり思考力や決断力、また集中力などが低下して、自分だけの力では問題解決が行えないと考えられます。自殺を防ぐには、専門家に早めに治療や支援をして貰う事が必要になります。
しかし、専門家に鬱病の症状に対する治療は行って貰えても、仕事や金銭、人間関係等の問題は、未解決のまま残っているので、症状が回復しても再発する危険があります。
鬱病の治療を行いながら、仕事に関して悩みがある場合は、キャリアカウンセリングや就職支援などで職業に関する問題を解決していく努力が必要です、また、金銭的問題や家庭内の問題に関しては、弁護士や家庭問題相談機関等の専門家に相談が必要になります。自殺予防に必要なのは、総合的な支援なので、単に精神的な問題の解決を図るだけでなく、根本的な悩みの原因の解決も行っていきましょう。
ただ、自殺を考えるような精神状態では、自分で情報を集めたり、相談を行うのは難しいと考えられます。そこで、精神的に追い込まれた人を支えるゲートキーパーが必要になります。ゲートキーパーとは、門番のことで自殺のサインに気づいて、自殺を未然に防ぎ、身の回りの悩み聞いたり、体調の変化に気付いて、話を聞いたりする人をいいます。
家族がそばにいる場合は、家族がゲートキーパーとなって、問題解決に努める事ができます。家族が近くにいない場合、地域の精神保健福祉センターや、総合窓口があり、専門家の中間となって話を聞いてくれる機関を利用しましょう。